名立たる歴史を刻むエディー・バウアーのダウンジャケットを見学してきました。

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エディー・バウアー商品展示会に参加した際に1960年代に始まったエディー・バウアーより始まったダウンジャケットを見学することができました。


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FIRST ASCENT:ファーストアセント

FIRST ASCENT = 初登頂

「FIRST ASCENT」はエディー・バウアーで展開しているアウトドア向けブランドです。

「Eddi Bauer:エディー・バウアー」と聞くとカジュアルウエアブランドのイメージを持つ人が多いかも知れませんが、遡ること1963年、エベレスト登頂を果たした際に使われていたのがエディー・バウアーのダウンジャケットであったことに示される通り、アウトドアブランドとして知る人ぞ知る草分け的な存在です。

近年、時代の流れに沿ってカジュアルウエアにシフトしていたエディー・バウアーですが、「Return to Mt.Everest」エディー・バウアーのダウンジャケットを使って再びエベレストの山頂を目指すなど、再び本格的なアウトドアウエアに舵を切り始めた模様。

自然をこよなく愛する端くれとして(一応ね^^;)期待しない訳にはいきません。

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▲本格的なアウトドアウエアの証。レインウエア『ウエザーエッジ(R)プロアルパインフロントジャケット』についた「ファーストアセント」ロゴマークです。

GUIDE BUILT,GUIDE TRUSTED

エディー・バウアーでは実際にハンター、アルピニスト、スキーヤーなどガイドに使って貰うことで「ファーストアセント」の製品を作り上げているとのこと。

その道のプロである彼らが信頼して「エディー・バウアー良いよ」と言ってくれた製品を提供したい、真摯にアウトドア製品を作り上げる真摯な姿勢が伺えます。

エディー・バウアーの歴史

Our Creed Our Guarantee

エディー・バウアー信条のひとつに「自らが作り、自らが試す」こと。

エディー・バウアー自身が製品を試しながら製品を作り出すことによって使う人間にとって本当に使いやすいモノとは何かを模索してきたとのこと。

「私が自ら試して来たものだから大丈夫。」

自らがテスト、納得したものを送り出しているのだから自信を持って製品を送り出すことが出来たのでしょうね。

エディー・バウアーロゴ入りジャケット
▲エディー・バウアー自身、自分の店の宣伝方々、ロゴを背中に背負って出かけることが多かったそうです。エディー・バウアーロゴ入りジャケット
▲往年のショップロゴ入りジャケットも拝見してるうことができました。

エディー・バウアーといえばダウンジャケット

エディー・バウアーとダウンの出合い

暖かくて軽い防寒具として今でこそ当たり前になった「ダウンジャケット」ですが、そもそも最初の一歩を踏み出したのはエディー・バウアーでした。

エディー・バウアー自身と羽毛との出合いはシャトルコック。当時、よく飛ぶシャトルコックとしてフェザーを利用して作っていたそうです。

カラダを守ってくれるアウターとしてダウンジャケットに目を向けたのは1930年。
自身が釣りをしている時にみぞれに合い、低対応症になった時に始まります。

その後、1963年ダウンを服として着るために製作を始めています。

ダウンは何故、暖かい?

「空気は動かなければ暖かい」すなわち「DEAD AIR:デッドエアー」に発想が始まります。

「ダウンを如何にして纏えば良いか?」という疑問にエディー・バウアー自身「キルトにすれば良い」という答えを導き出します。

ダウンジャケット製作後、エディー・バウアーより特許を出願しているため以降、数年間、ダウンジャケットはエディー・バウアーのみが作っていた事になります。

歴史を刻むエディー・バウアー往年のダウンジャケット

スカイライナー

エディー・バウアー ダウンジャケットの歴史
▲エディー・バウアーが始めて世に送り出したダウンジャケット「スカイライナー」はダイヤモンドの形をしたキルト模様が特徴。

エディー・バウアーでは現在も最新素材を使った「スカイライナー」を展開&販売しています。07-P1340492
▲こちらもエディー・バウアー初代ダウンジャケットであるスカイライナーのひとつです。

エディー・バウアー ダウンジャケットの歴史
▲スカイライナー発売当時ジャケットに貼られていたロゴのレプリカを頂きました。

ロゴに書かれた文字には「LIGHTEST,WARMEST THING ON EARTH」今も昔も変わらない「地球でもっとも暖かくて軽いのはダウン」と書かれています。

ナイロン素材のダウンジャケット

エディー・バウアー ダウンジャケットの歴史

この頃のダウンジャケットになると「ナイロンリップストップ」が採用されていることがわかります。

アウトドアウエアとして今では当たり前となった、万一生地に傷がついてもそれ以上切れ目が広がらない「ナイロンリップストップ」機能もダウンジャケットに採用されるまで一定の時間がかかっているですよね。

登山向けダウンジャケット

エディー・バウアー ダウンジャケットの歴史
▲本格的な冬山登山に使われていたエディー・バウアーダウン製品も見せてもらいまいした。鼻水も凍ってしまう世界にあってはフェイス用ダウンも必要だったのですね。
エディー・バウアー ダウンジャケットの歴史
▲同じく本格的な冬山登山のために使われていたミトン手袋です。

エディー・バウアーダウンジャケット歴史

  • 写真左:四角いキルトの中に防寒用にたくさんのダウンが使われていることが分かります。
  • 写真右:冬山ではジャケットはもちろんボトムスもダウン素材が使われていたそうです。

共にダウンジャケットを覆う生地は綿素材で作れていました。

フライトジャケット:B-9 PARKA

エディー・バウアー「B-9 PARKA」
▲アメリカ陸空軍に採用されたミリタリージャケットです。商品展示会に来ていた男性たちに熱い視線を浴びていました。

寒冷地向けの上着としては重くて当たり前だった当時、ダウンを使ったジャケットは軽くて快適とパイロットから評判が良かったそうです。
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▲ジャケットと合わせてパイロットが穿いていたズボンにもダウン素材が使われていました。

EVEREST PARKA:エベレスト パーカー11-P1340496

1965年、亡きロバート・ケネディ上院議員、エベレスト初登頂を成し遂げたジムの二人がカナダのマウントケネディに初登頂した際に着用したことで有名な「MOUNT EVEREST PARKA」も見せてもらいました。

2009年エディー・バウアーでは「Return to EVEREST」の名の下、同タイプ復刻版を販売しています。

カラコラム パーカー:KARACORAM PARKAエディー・バウアー ダウンジャケットの歴史

▲エベレストに次ぐ高さを持つカラコラム登頂時に使われていたエディー・バウアーダウンジャケットのレプリカです。

8000mを超える山に登ることは宇宙に行くことと同じ程度遙かなる道。冬山で何かあった時に目立つように赤で作られていました。
エディー・バウアー ダウンジャケット カラコラム登頂
▲腕に付けられた腕章の文字に「K2」の文字と山の絵が光ります。

ディビッドスコットパーカー:DAVID SCOTT PARKA

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ディビッドスコットが山で遭難しかかった時にエディー・バウアーのダウンジャケットがあったので助かったことからネーミングされたダウンジャケットです。

遭難当時ディビッドが着ていたダウンジャケットそのものはエディー・バウアーに寄贈。その後「ディビッドスコットパーカー」モデルとして登場しています。

まとめ

エディー・バウアー商品説明会に参加したのは今回で2度めとなりました。

毎時、思うことのひとつに「自社製品に対する情熱と誇りが熱いなあ」ということ。

単に流行しているから、売れれば良いという発想ではなく、心から良い商品を作りたいと思いが滲み出ている感じ。

キレイ事に聞こえるかもだけど製品の前に人ありき。

信頼できる人が作り出す製品でなければアウトドアシーンでは命を繋ぐ大切な糧となるウエアに身を委ねる気にはならないです。


ファーストアセントはエディー・バウアー公式オンラインストアにて購入可能です。→エディー・バウアー


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